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リンパマッサージで老廃物を流し?どこへ?

2024/04/11

よく言われるのが「凝ってますね、むくんでますね、老廃物がたまってますね…」リンパマッサージで流したほうがいいですよ!

そのリンパマッサージで流した老廃物はどこへ?

リンパは原則、体の末端から心臓方向へ一方通行で流れて行きます。心臓へ向かいながら、全身の老廃物を回収していくのです。

そんなリンパの流れの途中には「リンパ節」と呼ばれる重要な部位があります。

リンパ節は体に300~800個ほど存在すると言われています。最もわかりやすいリンパ節は風邪をひいた際、耳や顎の下辺りで触れるとできる、ゴロゴロした塊です。

リンパは免疫機能も持っています。ウイルスが入り込んだ際に、リンパ節でウイルスを撃退しようと働きます。このときリンパ節が腫れるのです。脇の下や足の付け根(鼠径部)などのリンパ節で集合したリンパは、太い深部リンパ管を通って鎖骨下で静脈へと注いでいきます。

リンパの流れの中でも、鎖骨すなわちデコルテは、最も重要なポイントです。最終ゴール地点である鎖骨周辺がこりやむくみで固まっていると、ホースの出口が詰まるように、リンパの流れが悪化します!

鏡でご自身の首周りを見てください!以前よりも首がみじかく感じたり、鎖骨が埋まって見えない方は要注意‼️首周りが詰まっていると、老廃物の回収が上手くいかず、体全体にたまり続けてしまいます。

無事に差骨の下から静脈に流れた老廃物は今度は血液の流れにのっていきます。血液はリンパと異なり循環しているので、一度心臓に集められ、ポンプ機能によって全身に押し出されます。このとき、リンパマッサージ後のリンパ、血液の流れが改善されると、【好転反応】と呼ばれる現象が起きます。

症状はぐったりする倦怠感、眠気、発熱などなどです。これは一度全身に拡散された老廃物(疲労物質)が各所で反応を起こすことによって現れる、治療効果の一環です。

全身のこりや、むくみが重い方ほど、症状は出やすい傾向にあります。リンパマッサージを続け、こりやむくみでが減ってくると、好転反応も少くなっていきます!この好転反応が治まった時こそ、腎臓で老廃物かわろ過され、便や尿、汗として体外に排出された証です。老廃物が排出されたことで、スッキリした感覚を得ることができます。

酷い方はなるべく溜め込まず、まずは間隔を開けずリンパマッサージを続けて見てください!